サイレント・ストライド:静かなウォーキングチャレンジで内向的な人も職場のウェルネスに
多くの職場のウェルネスプログラムは、声の大きい人に合わせてつくられています。大人数でのグループワークアウト、公開のリーダーボード、ステージ上での表彰などです。それが合う人もいますが、1日10,000歩なら喜んで歩く内向的な人が、蚊帳の外に置かれてしまうこともあります。「サイレント・ストライド(静かな一歩)」とは、物静かな従業員が自分らしいやり方で参加できるように設計したウォーキングチャレンジを指す、私たちの呼び名です。なぜそれが大切なのか、どう実践すればよいのかを紹介します。
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内向的な人を包摂することが大切な理由
どの職場でも、内向的な人は大きな割合を占めています。物静かな従業員は、あまり自己主張しないというだけで、エンゲージメントが低いと見られてしまうことがあります。熱意を人前で示すことを前提としたウェルネスプログラムは、その見方を強めかねません。プログラムが外向的な人しか盛り上げられないなら、チームの大部分を取りこぼしていることになります。
性格によるモチベーションの違い
性格に関する研究によると、外向的な人は社会的な報酬や刺激の多い環境に強く反応する傾向がある一方、内向的な人は落ち着いた環境、個人的な目標、控えめな形での評価を好むことが多いとされています。どちらも進歩や達成によってやる気が高まる点は同じで、好む条件が違うだけです。良いウェルネスプログラムは、その両方を用意しています。
ウォーキングチャレンジが最適な理由
- 一人でもできる:ウォーキングは一人でも、ヘッドホンをつけたままでも、1日のどの時間帯でもできます。
- ハードルが低い:道具も技術も観客も必要ありません。
- 効果が実証されている:11万1,000人以上を対象とした2023年のメタ分析では、1日約2,500歩から死亡リスクが低下し、最も大きな効果はおよそ8,800歩まで見られました。
- 心にも良い:世界保健機関(WHO)によると、身体活動はうつや不安の症状を軽減します。
「サイレント・ストライド」チャレンジの設計方法
1. 参加するかどうか、どこまで見せるかを選べるようにする
参加は任意とし、人前に出る場面を強制しないようにしましょう。チャットに投稿するか、写真を共有するかは本人に決めてもらいます。
2. 個人目標と継続目標を使う
「最も多く歩いた人が勝ち」ではなく、個人の1日の目標を目指せるようにしましょう。YuMuuvの継続目標では、ほかの人に見えるのは目標を達成した日だけなので、プレッシャーは少なく、モチベーションはそのままです。YuMuuvのチャレンジタイプ解説をご覧ください。
3. チーム共同の目標を用意する
チームで共有する合計目標なら、誰かが目立たされることなく全員が貢献できます。YuMuuvのチーム機能の設定方法もご覧ください。
4. 控えめに称える
全社集会で名前を呼ばれたい人ばかりではありません。個別のお礼、目標を達成した全員を対象にした抽選、希望者だけを紹介するニュースレターでの表彰などを用意しましょう。
5. 落ち着いた形式を取り入れる
マインドフルウォーク、ポッドキャストを聴きながらのウォーキング、一人で歩く自然散策チャレンジは、一人で充電するタイプの人に響きます。ウォーキングとマインドフルネスチャレンジを組み合わせれば、より静かなプログラムになります。
6. 文章でコミュニケーションをとる
わかりやすい書面での説明やアプリ内のお知らせがあれば、会議で質問しなくても参加できます。
誰もが参加できるウォーキングチャレンジのチェックリスト
- 任意参加であることを明確に伝えている
- 競争要素があっても、個人目標や継続目標を併用している
- 個人ランキングだけでなく、チーム合計を使っている
- ソーシャル機能は任意で、参加必須の公開イベントがない
- 最も目立つことに左右されない報酬を用意している
すべての人にとってのメリット
誰もが参加できるように設計しても、外向的な人にとってチャレンジがつまらなくなるわけではありません。チャット、リーダーボード、チーム対抗戦はそのまま楽しめます。ほかの全員にも扉を開くだけです。歩数チャレンジがモチベーションを高める仕組みやチームウォークの神経科学もあわせてご覧ください。
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